ずっと何かから逃げるように走ってきた。
行く先なんてないのに
求めたって手に入らない物なのに
それでも、僅かでも希望があるならばそれに縋りたかった。
情けなくたっていい、滑稽だっていい
諦めたら どうにかなってしまいそうだったから。
優しい旋律に身を任せて ここから一歩 踏み出そう。
すべての始まりはある雨の日
ある少年に出会うことから 1人の少女の運命が変わる。